ユヤマ 超小型自動分割分包機 CPX-Ⅲ Reno!
ユヤマが開発した分包機における数々の業界標準テクノロジーが、再びユヤマの手で『コンパクト』というベクトルに進化を遂げました。
常にオリジナルな技術を培ってきたからこそできる、ユヤマからの新たなる贈り物です。
面分業の時代に調剤室の大小を問わず、気軽に思いつくままレイアウトできるので、
メイン稼動からサブ的なご利用まで、幅広い用途でお使いいただけます。
散薬分割器は、3次元ムーブの新発想。
散薬の分割器。この機構が昭和40年代にユヤマによって開発されて以来、ずっと左右に移動する2次元動作が常識でした。
しかし、Reno の分割器は、2つに分かれるうえ、うち1つが散薬を落としたあとには上部に回避する3次元的な動作を発想。
その分、機械本体幅を大きく縮めることを実現できたのです。
※ユヤマ製ユニット式調剤台「ユニエースVer.M 」には、Reno用のW60cm
の下部組込調剤台MM60 をご用意しております。
「桁外れな静かさ」
バイブレーション方式で微細振動。
ホッパー部のコンタミ対策として、新たに振動モーターを利用したバイブレーション方式を採用。 従来のホッパーを打ち付ける方式に比べて、散薬落下方向への微細な振動により、優れた残薬抑制力を有しながらも、非常に静かな調剤環境を実現できます。
「桁外れに簡単な分包紙交換」
プル・ラウンド方式で引き出す包装部と2つ折分包紙の採用。
2つ折分包紙を採用することで、格段に紙切れ時の分包紙交換が楽になりました。 さらに、プル・ラウンド方式で包装機構部が回転しながら、分包紙をすぐ目の前に引き出せるうえ、60度に及ぶ広 角ローラーオープン機構により、どなたでもすぐに紙交換になじみます。 シール精度の高いヒートローラーによる圧着方式をさらに使い易くお届けします。
「桁外れに蒔き易い錠剤投入部」
分3でも分4でも用法毎にジャストフィット。
錠剤手蒔き部は3列・4列の可変対応。投入口奥のフタの開閉に合わせて下部機構も自動制御。 分3・分4、またその他の用法を含めて極めて使い易い操作となりました。また、錠剤単独で28包の分包も可能です。
仕様 | |
---|---|
型式 | CPX‑Ⅲ (名称 Reno/ レノ) |
分包数 | 散薬分包1~21包 錠剤分包1~21包(分4錠剤のみ28包まで) |
分包速度 | 43 ・36 ・30包/分(スイッチにて切替可能) |
1包寸法 | 横76mm × 縦70mm |
包数材料 | グラシンポリ、セロファンポリ(2 ツ折タイプ) |
外形寸法 | 幅560 (PX‑MW時635 )× 奥行392 × 高さ936mm |
機械質量 | ノーマル 53kg ・印字装置付き 60kg |
電源 | AC100V ±10V (50/60Hz ) |
消費電力 | 850VA (MAX ) |
入力装置 | シートキースイッチ |
分包紙交換の標準対策 | プルラウンド・ヒートローラー方式 |
安全装置 | ヒーターローラーかみ込検知、前カバーオープン検知 |
アラーム | KEY入力時及び各種エラー音 |
ロス袋 | 0~4包(スイッチにて切替可能) |
集塵機構 | 手動ノズル・散薬分割器部標準装備 |
オプション | 印字装置(下記2種)、右(外付)ノズル仕様(全幅620mm ) |