ダイレクトデジタルのアドバンテージ スリム&スピーディー
従来のアナログ撮影・イメージンプレート撮影とダイレクトデジタル撮影の決定的な違いは、撮影から診断に至るまでのプロセスです。現像作業やスキャニング工程を完了しなければ出来なかった撮影画像の確認を、ダイレクトデジタル撮影は撮影後その場で確認出来ます。また、撮影の有無に関係なく消耗品の管理や現像設備のメンテナンスなど日常的な業務やその他の煩雑な消耗品が一切なくなります。
多彩な撮影を網羅する高機能ソフトウェア
多機能でありながら直観的な操作を可能にするソフトウェアを専用開発。快適なデジタルイメージングのために撮影部位の選択や詳細設定まで分かり易いインターフェイスを採用し、どなたでもポジショニングから撮影までシームレスに行うことを可能にしています。
高精細なデジタル撮影技術
画質を極めた撮影のために採用したのは、ピクセルサイズ12μm x 12μm・3103 x 3086pixel以上の解像度を持つ高密度CCDセンサーです。この高密度CCDセンサーと高性能レンズを組み合わせることで、最大撮影サイズ「17 x 17inch(430 x 430mm)」が可能となり幅広い撮影に対応しています。色深度も通常人の目で識別可能な8bitには留まらず、12bitまたは16bitの階調能力がきめ細やかなグラデーション表現を獲得し、各種デジタル画像処理に耐える高精細で情報量の多い画像データの撮影を可能にしています。撮影時に発生する熱も高密度・高感度CCDセンサーにとっては大敵です。そこで冷却を必要としない専用CCDセンサーの開発によって常に安定した画質を確保。様々な撮影技術によって信頼性の高い高精細なデジタルX線撮影が可能となるのです。
撮影らくらくスライド天板
大型動物の撮影にも対応する左右幅1250mmの天板を採用。各撮影部位へのアプローチも長手方向それぞれ±200mmのスライド機構が素早いポジショニングを可能にします。また天板の耐荷重は70kgと様々な被写体をカバーする安心設計となっています。
ハイパワー&大容量X線管を搭載
T-MAX D3は、あらゆる撮影方法に対応する高性能X線管と短時間撮影も余裕をもってカバーする高出力な高圧発生装置を搭載。最大出力125kV250mAのハイパワーを余すことなくコントロールするAPR搭載操作パネルとの組み合わせで常に最適な撮影を可能にしています。
被写体のサイズに左右されず、呼吸・脈拍などに起因する画像のブレを最小限に留めるハイスピード撮影を可能にし、高精細なX線画像をご提供致します。
やさしく多機能な各種設定画面
撮影時に進捗状況を確認しやすいプレビューリスト表示、画像補正選択も直感的で分かりやすくやさしいデザインです。操作を簡単でも機能は充実した機能をフル搭載、各種画像補正で的確な診断を可能にしています。
T-MAX D3
ダイレクトデジタル技術が変える診断の新しい流れ
T-MAX D3は、X線撮影画像を即時診断が可能なデジタルデータとして取得するデジタル方式X線撮影装置です。
従来型のアナログ撮影やCR方式では不可能だった即時画像確認をダイレクトデジタルX線撮影は可能にします。
曝射後CCDセンサーユニットがX線の透過情報をデジタルデータとして読み取り→表示までの時間はわずか7秒※。撮影から診断までをスムーズ&スピーディーに行うことが可能となる先進のシステムなのです。
※ご使用環境や撮影条件等により表示時間が異なります。